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↓ブログ 2024.11.7 更新❗

片桐銘木工業のスタッフブログ「メイモク日誌」
地元の材を使うこと。構造用集成材 湾曲集成材 小断面 中段面 大断面 愛知県 あいち認証材 岐阜県
木を加工する技術。
製品開発について。
ウッドギャラリーK〜木を生かした住まいづくり

UV塗装技術(休止中)

UV塗装

「UVUltraviolet rays(ウルトラヴァイオレット・レイズ)の略で紫外線のことです。

被塗装面にUV塗料を塗布し、塗膜に紫外線を照射することにより塗膜を硬化させる塗装工程がUV塗装です。

片桐銘木工業のUV塗装の特長

UV塗装の対応について

 現在UV塗装は、量産可能な製品についてのみ使用しています。

 単品および小ロットでの生産の場合は、ウレタン塗装にてご対応しています。

下塗り塗料について

 下塗りUV塗料は、住環境を配慮しトルエン、キシレン等の有機溶剤を含まない無溶剤の塗料を

 使用しています。

仕上げ塗装について

 UV仕上げ塗装の仕上り感といえば艶が有り、光沢のある仕上り感ですが、当社のUV仕上げ塗装

 は、艶消し(7艶消し)の塗装を行っています。

 艶消し塗装を行うことにより、木の杢目を活かした自然な仕上り感を持たしつつ、塗膜表面に傷付

 きにくいのが特長です。

塗膜の硬度について

 ・UV下塗り塗装後、UV仕上げ塗装を行った場合、塗膜硬度:5Hです。

  (下地の状況等により硬度が変わります。)

 ・ウレタン下塗り塗装後、UV仕上げを行った場合、塗膜硬度:3です。

  (下地の状況等により硬度が変わります。)

 ・下塗り塗装、仕上げ塗装をウレタン塗料で行った場合、塗膜強度:1Hです。

  (下地の状況等により硬度がかわります。)

 

 ※塗膜の強度比較として、一般的なウレタン塗装に比べてUV塗装は、3倍~5倍の塗膜強度が

  ある為、傷がつきにくという特長があります。

塗膜の乾燥について

 ・UV仕上げ塗装を行った場合の乾燥時間は、UV塗料塗布後、ある程度塗膜表面が乾燥した

  ら、UV照射機に塗装品を通すだけで、塗膜の中まで乾燥させることができます。

 ・ウレタン仕上げ塗装を行った場合の乾燥時間は、ウレタン塗料を塗布後乾燥室温度25℃以

  上で、5時間以上乾燥させないと、塗膜表面が乾燥していても塗膜の中まで乾燥状態になって

  いない状態になります。

 

 ※乾燥時間を比較しても、短時間で塗料を乾燥させることができる為、一般的なウレタン塗装

  に比べて、短納期で商品を製作することができます。

  しかし、ウレタン塗料に比べて塗料コストが高いのが、短所となります。

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