弊社には突板加工専門の部署「単板部」があります。
お客様の原木をお預かりし委託加工も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
担当 片桐まで
単板部の概要はこちら
突板(つきいた)とは、希少性の高い木材を薄くスライスしたもの。
これを表面に使用した合板を天然木化粧合板と呼びます。
希少な銘木の美しい木目をよりたくさんの方々に楽しんで頂けるよう
片桐単板工業は、日々技術を磨き挑戦してまいります。
弊社では3台の加工機を保有しております。
樹種や必要な木目に合わせて使い分け、ご希望の突板を生み出します。
ロ-タリ-加工とは、大根をかつら剥きするような加工です。
広い面積が取れる為、床の間の床板や面材等に使用されます。
ロータリースライサー
・最大加工長さ : 1800mm~5000㎜
・最大加工径 : 210mm~1600㎜
現在、日本に一台しかないとされるマシンです。
原木をぐるぐる回し、なおかつ刃物が動くので
滑らかで美しい突板が取れます。
屋久杉、松等の針葉樹に向いております。
ロータリーレース
・最大加工長さ : 1100mm~4100㎜
・最大加工径 : 210mm~1500㎜
刃物固定式のマシンです。
様々な広葉樹に対応しています。
原木を掴みぐるぐる回します。※音が出ます
反対側からペラペラの突板が出てきます。※音が出ます
スライサ-加工とは、原木をスライスするような加工です。
刃物の方向により、板目と柾目の二種類の木目が取れます。
板目…木の表情をそのまま切り取ったかのようなタケノコ状の木目が特徴です。
床柱の正面や化粧柱、接ぎ合せてテーブルの天板として使用されます。
柾目…素直でまっすぐな木目が特徴です。
化粧柱や枠材のほかに、接ぎ合せて室内ドアの面材、カウンター材等に使用されます。
スライサー
・最大加工長さ : 500mm~4200㎜
・最大加工幅 : 30mm~1000㎜
切削刃物を60℃まで加温でき切削単板に
水分による汚れを防ぐことができるマシンです。
花梨のスライサー加工動画です。※音が出ます
ケヤキ ウォルナット タモ 樺桜 アメリカンブラックチェリー メープル
クワ ナラ ニレ ラーチ オバンコール サペリ シルバーハート
花梨 松 米松 カラマツ 栃 桧 杉 栓 屋久杉 シャム柿 黒檀 紫檀....etc
上記以外の樹種でも加工検討いたします。お気軽にご相談下さい。
弊社には製材機もあります。原木の製材はもちろん、特注大断面の集成材等も製材しております。
原木の製材→突板加工→突板を貼る加工→平面加工、断面加工、NC加工→塗装まで一貫して行うことができ
納期短縮や材料の運搬等で発生する経費も削減できるメリットがあります。
是非、突板加工と合わせて弊社の技術をご活用下さい。
製材の動画です。※音が出ます。ご注意ください。
突板の貼り合わせ、塗装も行っています